運動を行うことでイライラが限りなく抑えられ、精神的に安定します。慢性的なストレスや不安を抱えている方は、脳の一部にある偏桃体という組織が肥大し、ストレスを感じやすくなる原因になっていると考えられています。そしてこの偏桃体の機能は、改善する可能性があります。偏桃体の過剰な活動を減少させることで組織が収縮し、ストレスを感じにくくなると言われています。その方法こそが運動です。昨今、瞑想やマインドフルネスがトレンドですが、実はこれらも偏桃体を収縮させ、イライラしにくくなるという効用があります。 筋力トレーニングのような無酸素運動やランニングのような有酸素運動でも、運動に集中するということは偏桃体を小さくすることに繋がります。とりわけ現代は、情報過多の世の中で脳は疲労し、スマホの普及やSNSの利用によりストレスを感じやすい環境になっています。運動に集中する時間を作り、体だけでなく脳にも良い影響を与えるようにしましょう。